七夕といえば、笹竹に願いを込めた短冊や七夕飾りをつるしますよね!?
その短冊や七夕飾りにもそれぞれ意味があることをご存じですか?
五色の短冊とよく言いますが、その五色とは万物のすべてを構成すると考えられた5つの元素に
それぞれ色を当てはめたもので、古代中国の『五行説』という自然哲学からきています。
火 (炎)=赤
水 =黒
木 (植物)=青
金 (鉱物)=白
土 (大地)=黄
のちに、青は緑も含むようになり、黒は縁起が悪いとして高貴な色である紫が用いられるようになっています。
七夕飾りにはいくつかの種類があり「七つ飾り」と呼ばれています。
・吹き流し・・・機織りやお裁縫の上達を願う飾りです。
・くずかご・・・清潔、倹約を意味しています。七夕飾りをつくるときに出た紙くずを入れて飾ることも。
・網飾り・・・漁業の網から生まれた飾りです。大漁を祈願しています。
・折鶴・・・家内安全や長寿を願う飾りです。千羽鶴にする場合もあります。
・巾着・・・金運の上昇や、貯蓄を願って飾ります。財布の場合もあります。
・紙衣・・・折り紙で作った人形や着物の形のもののこと。
裁縫の上達を願うほか、病気や災いの身代わりになってもらうという意味もあります。
・短冊・・・「五色の短冊」に願い事を書いて飾ります。
たくさんの想いがつまった七夕☆☆
みなさんの願いが届きますように・・・
2021/07/05